ユーテックグループでは、安全で働きやすい職場環境づくりを目標に、法令に則り、従業員の権利を尊重した健全な労働条件の整備、および安全で働きやすい職場環境の維持・向上に努めています。

 ユーテックグループ労働安全衛生方針
  1. 心身ともに安全で明るく安心して働ける快適な職場環境を構築し、積極的、自主的に管理を行うことにより、全従業員のモラル、満足度を向上させるよう努めます。
  2. ユーテックグループにおいて適用すべき法的要求事項及び、同意するその他の要求事項を順守します。
  3. 従業員並びに関係する派遣・請負会社従業員(構内)に対し、労働安全衛生の確保に必要な自己の役割・責任を自覚させ、労働安全衛生意識の向上を図ります。

ユーテックでは、「労働災害発生件数0件」を労働安全衛生目標に、以下の項目を重点テーマとして労働安全衛生活動に取り組んでいます。

  1. リスクアセスメントとリスク対応による危険源の排除
  2. 過重労働防止のための職場労働環境の改善
  3. 安全衛生教育による意識向上

 

リスクアセスメントとその対策・管理策の策定・実施

ユーテックならびにユーテックグループ各社・事業所では、製造工程はもちろんのこと、建屋、作業エリア、保有設備、業務手順から、また、「安全パトロール」や「ヒヤリハット」「5S活動の推進」といった活動を通じて安全衛生面でのリスク抽出に努め、労働災害の防止や従業員の意識向上を図っています。

■フォークリフトのスピード制限

フォークリフトでの激突事故を防止するため、制限速度を設定しています。

■衝突・転落を防ぐための安全対策(階段や扉への注意喚起)

従業員同士の出会いがしらの衝突や階段からの転落を防ぐための注意喚起を表示するなどの安全対策を講じています。

向こうが見えない扉への注意喚起

階段からの転落防止のための注意喚起、昇降者がぶつからないためのミラー設定

■装置の安全対策例

リフト下降時に足が挟まれる可能性があるというリスクに対して、安全カバーで覆い、足が入る隙間をなくした例

(対策前)

(対策後)

安全衛生委員会(毎月実施)

事業所の規模に応じて、安全衛生委員会を設置しています。対象事業所では毎月実施される安全衛生委員会の会合が開催され、事業所の安全衛生活動の報告や労働災害の原因分析と再発防止策の徹底など、安全衛生に関連する情報が提供されるほか、ヒヤリハットや従業員からの意見、要望なども報告されます。

産業医による面談(随時)

安全衛生パトロール

ユーテックおよびユーテックグループ各社・事業所では、定期的に事業所内を巡回し、装置・部材・備品あるいは薬品等の保管状況や作業エリアの順守状況のほか、ヒヤリハットの発生がないか、手順通りの作業が行われているかなどを確認しています。

安全教育

法令で定められた資格者の配置、特別教育の受講のほか、必要に応じて現場で安全に関する教育・訓練を行っています。

フォークリフト運転技能講習

防災訓練・消防訓練・救急救命講習の実施

消防訓練の様子

救急救命講習

AEDの設置

AED(自動体外式除細動器)とは、心室細動を起こした心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

2004年7月より医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所はもちろんのこと、空港や駅、学校、公共施設など、人が多く集まるところを中心に設置されています。
ユーテックグループでも多くの事業所でAEDを設置しています。 また、救急救命講習の機会などを通じて、AEDの使い方講習を実施しています。

交通安全啓もう活動・交通安全教育

定期的に交通安全立哨による啓もう活動や交通安全講習会を実施しています。